コラム

これは・・こわいよ💦

今日はAI画像にも何にもまったく関係ない競輪のお話。

競輪界は「サマーナイトフェスティバル」でメチャ盛り上がってた7月18日、三重県の松阪競輪場F1最終日12R。


S級決勝戦のレース。

ただいわゆる「裏開催」とゆーやつですけど、ナイターで行われるサマナイとはほぼ被らない出走日程。

悲劇はここで起こりました。

最終4コーナー、橋本優己選手が横の選手をブロック気味にどかそうとしたした直後、そのあおりを食らって橋本選手を含む3名が落車。
いちばん外側を走っていた伏見俊昭選手が外側の金網まで飛ばされ、頸髄(けいずい)損傷で翌19日帰らぬ人となりました。
享年50歳、早すぎる死でした。

映像見たんですけど、これは・・。

1番の橋本選手が外の5番久島選手を外へどかします。
これは競輪ではよく見る光景なんで。

これで1番と5番がもつれて落車。
4番は後輪引っかかり気味でしたけど何とか避けて。

ところが

これを避けようとした7番と2番が外へ膨らんで行きます。

これよーく見ると、7番と2番選手のすぐ脇は金網なんです。
もうその外がない大外まで時速60km以上の速度で接近してます。

そして2番の伏見選手は行き場を失って外の金網に激突した形です。

松阪競輪場のカントは34.25.39度。
これ中継とかで見てるとたいしたことないよーに感じるでしょ?

ナメちゃいけない。実際にはこーですから💦

もーね、崖ですよ崖。
要は遠心力を使って高速走行をするため、こんなすり鉢状になってるわけで。

伏見選手も金網にぶつかっただけならケガで済んでた(と言っても大けがですけど)のかもしれませんけど・・・。

画面上部、ここでもつれて落車した1番と5番がバンクを滑走してるのが見えますよね?

伏見選手はまだ外側です。
でも、1番と5番が絡み合って滑っていく外側から、ものすごい勢いで2番が落下してきます。

0.3秒前には見えてなかったのに。
そして1番5番よりも早くバンクの内側へ落下しています。

いちばんスピードの出るとこで金網に激突してはじき返されてバンクの内側へ叩きつけられてるんだから身の毛もよだつ光景。
衝撃はビルの10階以上・・いやそれ以上かな・・から落ちたのといっしょ。
これは怖いよ・・もー怖くて涙出るくらい。

伏見俊昭選手は、我が長崎の誇る井上昌己選手と長塚智弘さん(引退)と組んでアテネオリンピックで銀メダルを獲った選手。
また多くのタイトルを獲得した名選手でもあります。
わたしにも多くの名勝負を見せてくれた選手でした。

引用:Yahooニュース(https://news.yahoo.co.jp/articles/b260ff728eaecc5d92479b8f418a9f9c927db507

競輪は格闘技とよく言われます(わたしが現場に見に行ってたころは少なくともそう言われてました)。
みーんな野次では「タヒね‼」とか叫びますけど、それは「タヒなない」前提なんですよね。
実際に亡くなってしまったらシャレにならない。

殉職はとても悲しいことですけど、伏見選手は最後まで伏見選手でした。

たくさんの名勝負をありがとう。心よりお悔やみ申し上げますと共にご冥福をお祈り申し上げます。

それから事故の原因となった橋本優己選手。
最終バック手前から久島選手とはやりあって並走してるから、4角では足がいっぱいになってての所業で、故意ではないのは誰でもわかる。
たぶんこれから絶対に心ない野次を受けることになると思う(ぜったいに「人〇し」とかゆークサレジジイがいる)し、自分自身も大きな十字架を背負ってしまった気持ちになっているとは思うけど、あれは必死でやった結果。
特に今のようなスピード競輪だと、横の動きに対して対応できない選手がほとんど。
でもね、仕方ないとは言わないけど事故だから。

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